可部公民館からの依頼講習で、小学生対象に安全で美味しいハンバーガー作りをしました。参加者は18人。
最初に体と心をほぐそうと、リズム遊びをしました。ハンバーガーの実習はどのテーブルにも高学年の子どもが入るようにグループ分けをしたところ、『みじん切りをしたことある!』という子どもがどのテーブルにもいて、大人が手伝うことはほとんどありませんでした。
子どもたちは、自分が薄く丸く成形したハンバーグで、自分のハンバーガーを作りました。どのテーブルからも『美味しい!』の声が聞こえてきました。
いつもはハンバーガーはお店に行って食べる、家で作ったことはない、という子どもたちがほとんどでした。
子どもたちを中心に片付けをして会は終了しました。
帰る時に会員手作りの認定証を渡しました。認定証はパン、チーズ、ハンバーグ、トマト、レタス、パンで構成されていて、それぞれの食品、チーズには『骨を強くするよ』、ハンバーグ(肉)には『血や肉を作るよ』、レタス(野菜)には『体の調子を整えるよ』などの効能が書いてあり、子どもたちに少しでも伝われば、という思いが込められています。
今回の講習会を終えて、子どもたちの笑顔が本当に嬉しく、そして調理も片付けもは自分にできることを見つけ、率先して動いてくれて、行動力に感心しました。低学年の子どもを思いやり声をかける子どもたちの姿には感動しました。
朝食を食べずに学校に行く子どもや、共働きのためか、子どもが自分で簡単な朝食を用意する家庭も増えています。そんな中、食の大切さ、手作りの大切さ、温かさが少しでも子どもたちに伝わればいいな、と願います。(岡野)